INTERVIEW02
アーティストプロデューサー(バラエティ)


PEO
PLE
マネージメント第二事業本部
プロダクション二部
FUTAGAMI
2011年入社 / 経営学部
CHAPTER 01
最初は「芸能人に会えるかもしれない」といった、軽い気持ちでエントリーしたのが正直なところです。しかし、選考が進み社員の方々と対話を重ねるにつれ、その考えは大きく覆りました。プロデューサーの仕事は単なるお世話係ではなく、「一人の人間の人生を預かり、その価値や認知度を高めていく」という、非常に責任とやりがいの大きなものだと知ったからです。アーティスト一人ひとりを輝かせるための戦略をゼロから描き出す、その仕事の奥深さに魅了されていきました。また、当時ホリプロが掲げていた「本気で笑って、本気で泣ける人」という熱いスタンスにも強く惹かれました。「自分もそのような人になりたい。そして人々の心を大きく動かし、誰かの人生を輝かせるような仕事に挑戦したい」と考え、迷わず入社を決めました。
バラエティアーティストのプロデューサーとして、テレビ局や制作会社への営業、スケジュール管理、企画の確認や調整、現場への同行、出演料の交渉、伝票処理まで、多岐にわたる業務を担当しています。その中でも特に真価が問われるのは、「アーティストの価値をどう最大化していくか」という中長期的な戦略を練ることです。例えば、アーティストが露出するメディアの多様化が進む昨今は、YouTubeやSNS等での発信を強化し、新たなファン層を開拓するなどマーケティング視点を取り入れた施策が欠かせません。また過去には、ベテランアーティストのデビュー55周年記念コンサートを企画し、長年のファンと想いを共有する空間を創り上げたこともありました。時代のトレンドを把握した上で、アーティスト一人ひとりの個性や才能を見極め、その人らしい輝き方をプロデュースする。それこそが、私たちの使命だと考えています。
CHAPTER 02
担当するアーティストの新たなファンを獲得するために、未開拓だった「女性ファッション誌」への営業に挑戦したことです。男性である私にとって全く未知の領域でしたが、まずは市場を広く知るために書店で女性誌を買い集め、ターゲット層や各誌の企画の傾向を徹底的に分析・研究しました。その上で、宣伝部を通じて各誌の編集部へアプローチし、「彼女のこういう強みが、この企画に必ず活きるはずだ」と、客観的なデータを持って提案したのです。最初はアンケートの回答など小さな仕事からのスタートでしたが、アーティスト本人と意見を交わし合いながら着実に実績を重ねていきました。最終的にアーティストの特集ページが組まれた時は、確かな成果と手応えを感じましたね。仕事を取ってくること、そして活躍の場を広げていくことも、プロデューサーとしての大切な役割。現状に決して満足するのではなく、自ら足を運んで新たな市場を開拓していくことの重要性を学んだ、非常に思い入れのある出来事です。
何よりも、アーティストに対する好奇心を持つことです。彼らの魅力を最大限に引き出すためには、その人の個性や才能、性格、歴史などを、誰よりも深く知る必要があります。すでに活躍しているアーティストであれば、過去にどんな活動をしてきたか、出演作品を観て調べていきます。その上で、制作スタッフが求める意図を汲み取り、「もっとこうすれば作品もアーティストも活きるのではないか」など、独自のアイデアを提案することも。作品を時におもしろく、時に美しく調整していくことも、重要な責務だと考えています。アーティストあってのプロデューサーであり、プロデューサーあってのアーティスト。どちらかが前に出すぎるのではなく適度なバランスを保ちながら、同じ目標に向かって戦略を練り、共に最高のパフォーマンスを創り上げていく。アーティストを知れば知るほど、もっと輝かせたいという情熱が湧いてきますね。
CHAPTER 03
先輩方が長年かけて築き上げてきた、信頼と実績のある「ホリプロ」という大きな看板です。営業をする際も、この名前があるから話を聞いていただけるチャンスが数多くあり、非常に大きなアドバンテージとなっています。とはいえ、決してその環境に驕ることはありません。むしろ、その看板をフル活用して、若手のうちから大きな裁量と責任を持ち果敢に挑戦できることこそが、真の強みだと考えています。たとえ失敗したとしても、全力でフォローしてくださる頼もしい上司や、各領域の第一線で活躍するプロフェッショナルが、社内にはたくさんいます。こうした安心して背中を預けられる環境と、多角的な事業を展開する総合エンタメ企業としての基盤があるからこそ、私たちはその看板に恥じないひたむきな姿勢を大切にしながらも、怯むことなく挑戦し続けていくことができるのです。
まだ見ぬスターを育てたいという目標は常にあります。ホリプロ・タレント・スカウトキャラバンやメンズスターオーディションに関わったこともあり、先輩方の熱い思いや、そこで選ばれたアーティストが活躍していく姿を間近で見てきたからです。とは言え、まずは目の前のアーティストが輝ける場所を、一つでも多く創り出していくことが最優先です。それに大きなプロジェクトを動かすためには、社内外を問わず様々な方の力を借りなければ成立しません。今の仕事に誠実に向き合い、多方面での確かな信頼関係を築いていく。そうして初めて、未来が開けていくと考えています。時代の変化とともにメディアが多様化する中、ただ過去の成功例を踏襲するだけでは、これからのエンタメ業界を勝ち抜くことはできません。これまでにない発想で、新たな時代の新たなスターを育てていく。自らの手で、次世代のエンタメを創り出していきたいですね。