INTERVIEW
過去曲から新曲まで、
数多くの音楽作品を守り、育て、後世に伝えていく。
数多くの音楽作品を守り、育て、後世に伝えていく。
音楽事業本部
音楽著作権部
中西 明日香 | 2021年入社
法学政治学専攻
音楽著作権部
中西 明日香 | 2021年入社
法学政治学専攻
PROFILE
これまでの経歴
2021年〜 音楽著作権部
今の仕事
音楽著作権の管理
2021年〜 音楽著作権部
今の仕事
音楽著作権の管理
CHAPTER 01
エンタメ業界で、
大学で学んだ著作権を活かした
仕事に携わりたい。
大学で学んだ著作権を活かした
仕事に携わりたい。
ホリプロへの入社を
決めた理由を教えてください。
決めた理由を教えてください。
小さい頃から音楽が好きで、学生時代から好きなアーティストのライブに行くのを楽しみにしていました。そんな中、大学、大学院では、著作権法を含む知的財産法を学んだことから、この知識を活かしてエンタメ業界の仕事ができたらいいなと思うように。そこで著作権法に関わる仕事のあるエンタメ業界の会社を志望しました。その中でもホリプロに決めたのは、自分がやりたいことができるのはもちろん、面接時の雰囲気が良く、また、会話を通して、表面だけでなく、自分の中身までしっかり見てくださっていると感じたからです。
現在のお仕事内容を
教えてください。
教えてください。
一言で言えば、楽曲の管理および運用です。具体的には、新曲の楽曲情報をJASRACへ届けたり、作詞者・作曲者への著作権使用料の分配を行ったり、楽曲の利用申請等、外部からの問い合わせ対応を行っています。そのミッションは、ホリプロが所有する音楽作品の著作権をしっかり管理し、かつ、その有効活用を進めることです。
仕事の中で苦労することは
何ですか?
何ですか?
音楽作品の利用許諾と利用料の徴収、権利者への分配を担うJASRACへの届け出を行う際、誰が作詞作曲したのか、公表日はいつなのか等、細部まで正確な情報が求められることです。そのため新曲をリリースするアーティストのマネージャーからもらう情報も鵜呑みにせず、入念に確認。「英字タイトルの読み方はこれでいいのか?」「この作曲家は二つの名義を持っているが、この曲はこちらの名義で良いのか?」……、間違いが発生しそうな要素は全て潰し、正確な情報で届け出を行うよう努めています。
CHAPTER 02
ホリプロが所有する
音楽作品の著作権の
有効利用を進めるために。
音楽作品の著作権の
有効利用を進めるために。
やりがいや醍醐味を感じるのは
どんな時ですか?
どんな時ですか?
自分がJASRACに届け出をした楽曲が、ラジオやテレビから流れたときや、その楽曲をアーティストがライブで演奏している姿を見たとき、「これは自分が関わった曲だ!」と思えることです。また、外部からのカバー使用申請に関して、自分がその問い合わせ対応をしたカバー楽曲が無事リリースされたときもやりがいを感じます。
今、ご自身が挑戦していることは
ありますか?
ありますか?
著作権の運用の一環として、当社所属のアーティストのバンドスコア制作の企画を進行中です。企画スタートのきっかけは、当社所属のアーティストが、様々な軽音楽部等でのコピーバンドの定番となるようなバンドになれば、という思いから。スコアがあれば、多くの皆さんがコピーしやすくなるのではないと考えたのです。しかし、最初にバンドスコアを販売している出版社に制作を依頼したものの、バンドスコア市場が厳しい状況で売上が見込めないとのことで断られてしまいました。そこで自主制作をすることに。現在は各所に協力をお願いしながら、発売できるよう動いています。
これまでで最も印象に
残っている出来事は?
残っている出来事は?
専門学校生に当社の昔の楽曲をカバーしてもらい、そのカバー楽曲をリリースするというプロジェクトに参加したことです。楽曲を学生に聴いてもらい、アレンジを加えてリリースすることによって、楽曲を後世に繋いでいくことができるのだと実感できました。また、学生にとっての本企画のメリットは、自身が楽曲をアレンジしてリリースしたことを、就職の際、実績として使えること。当社としては昔の楽曲の利用促進ができ、学生としては将来の糧を得ることができ、双方がwin-winとなるプロジェクトになったことに喜びを感じました。
CHAPTER 03
大好きな音楽を生み出す
アーティストの力になる。
それが仕事に向かう原動力。
アーティストの力になる。
それが仕事に向かう原動力。
ホリプロの強みを感じるのは
どんな時ですか?
どんな時ですか?
芸能プロダクションとして歴史があるため、昭和から令和まで各時代を彩ってきた数多くの楽曲を管理していることが強みだと思います。外部からの問い合わせで最も多いのが、昔の楽曲をカバー指定という内容であり、楽曲が長年愛されていることを感じます。
ホリプロに入社して良かったと
思えることは何ですか?
思えることは何ですか?
自分が楽曲リリースに関わったアーティストのライブに行けること。元々ライブに行くのが趣味でしたが、今では当社以外のアーティストのライブも含めて、平均週1回はライブに行っています。中には私を覚えてくれているアーティストもいて、一ファンとして嬉しくなります。仕事を通じて、そんなアーティストの力になれるのだから最高です。
今後の目標を教えてください。
当社の音楽著作権部の仕事は原盤業務(音源)と出版業務(著作権)の2つに大きく分かれるのですが、まだ出版業務しか担当していないので、これから他の業務にもトライし、全ての業務に精通したいです。そして著作権に関することなら、社内のどんな部署からのどんな質問にも答えられる人になりたいですね。また、今後、後輩が入ってきたら、質問されやすい先輩になりたいし、なんでも相談して欲しいと思っています。
READ MORE