INTERVIEW


「おもしろい」と
感じてもらえる作品を、
ひとりでも多くの人に
届けたい。
映像事業本部
映像制作三部
櫻田 惇平 |2014年入社
社会学部
PROFILE
これまでの経歴
2014年〜 映像制作二部
2016年〜 プロダクション一部
2018年〜 映像制作三部
今の仕事
映画・ドラマのプロデュース
CHAPTER 01
舞台で味わった
感動をきっかけに
エンタメの世界へ。
入社後、
新たな可能性を見出し、
プロデューサーの道へ。
エンタメ業界に
興味をもったきっかけは?
大学1年生の頃に授業の一環で舞台を鑑賞する課題があり、たまたまホリプロ制作の『スウィーニー・トッド』を観ました。舞台を観るのが初めての経験で、最後のスタンディングオベーションには鳥肌が立ちました。
それをきっかけに、映画やドラマ、舞台、バラエティ、音楽、スポーツなど、いろいろなジャンルで人を楽しませて、感動を与えられる職業っていいなと思うようになりました。元々、自分が楽しいと思える職業に就きたいという思いがありましたが、それがさらに強くなりエンタメ業界を目指すようになりました。
マネージャーから
プロデューサーになった
理由は?
入社前は“エンタメで活躍する人を支えたい”という思いがあり、マネージャーを志望していたのですが、最初は映像制作二部に配属され、2年間ほどバラエティ・ドキュメンタリー・旅番組などのADや映画・ドラマのAPなどを経験しました。その後、入社前の希望通りマネージャーの部署に異動になったのですが、映画やドラマのプロデュース業務の面白さが忘れられなかったのと、制作の方が自分には向いていると思い、再び今の道を選びました。
最初の配属先で映画やドラマを作る面白さを感じられたこと、自分の性格なども制作に向いていると思ったことが大きいです。
入社後に自分の想像していなかった道を見つけられたと思います。
プロデューサーの
仕事内容を教えてください。
プロデューサーの仕事は企画立案から始まり、制作が決まれば、脚本や監督などのスタッフィングや出演者のキャスティング、さらには撮影や編集の現場に立会い、全体の予算管理も行います。企画立案では当然、視聴者に感動を与えるような企画力が求められますし、撮影現場では、全体が滞りなく進むように進行していく力も必要になります。
企画、制作、宣伝と、作品のすべてのプロセスを統括する存在なので、プロデューサーとして求められるものは多岐にわたります。
プロデュースした
最初の作品は?
BSテレビ東京の『どんぶり委員長』という30分12本の連続ドラマです。
漫画原作なのですが、短い漫画なのでどうやってストーリーを作ってドラマにしていくか試行錯誤しました。マネージャーから制作の部署に戻って2年目の時でしたが、ホリプロは若手でも企画さえ通ればプロデューサーを任せてもらえます。プロデューサーデビュー作品は大変でしたが、自分の企画というのもやりがいがあり、キャスト、スタッフにも恵まれてとても楽しかったですね。
CHAPTER 02
新たなメディアにも
積極的に挑戦し、
映像制作会社としての
ホリプロの存在感を
高めたい。
これまでの
プロデュース作品で これまでのプロデュース作品で
いちばん思い出深い作品は?
BSテレビ東京の土曜ドラマ9で手がけた向井理さん主演の『婚活探偵』という連続ドラマです。映像化したら面白そうだなと思っていた小説「婚活探偵」を企画書にし、以前からご一緒したいと思っていた向井理さんに出演依頼し、この人の作品面白いなと思っていた近藤啓介監督にオファーし、約1年かかって成立しました。
それぞれ自分のやりたかった原作、主演、監督を自分で交渉し、実現できたのが一番思い出深いです。
プロデューサーの仕事の
醍醐味は
どんなところにありますか?
いろいろなエンターテインメントをお客さんに届けられること。そして、その反応を肌で感じられることだと思います。
映画館でお客さんを目の前にしたときや、家族や知り合いに「おもしろかったよ」と感想をもらったときは、大変だったことも一気に吹き飛びます。
今のテレビは視聴率だけではなく、配信の視聴回数やSNS上での反応もあり、時には厳しい意見もありますがそれでも嬉しい意見を見ると、「やってよかった」「また頑張ろう」と思えます。
映像制作会社としての
ホリプロの強みは?
マネージャーと制作の距離が近いことだと思います。
自分の同期がマネージャーだったりするので、気軽に話せる関係性のマネージャーの人が多く、出演交渉やスケジュールの確認などが他社よりもスムーズに感じます。
また、自分もマネージャーを経験したことで、制作側だけではなく、マネージャー目線で物事を考えることができるようになったのは、この会社で経験した自分自身の強みになっているんじゃないかなと思います。
これからの目標や
ホリプロで実現したいことは
ありますか?
個人的な目標としては、映画や配信系、ゴールデン帯のドラマに挑戦していきたいです。
ホリプロはタレントのマネジメント会社としては知られた存在ですが、映像制作の分野ではまだまだ存在感が薄いところがあります。映像制作会社としてのホリプロの存在感を高めていくことも、私たち若手プロデューサーの役割だと思っています。